ネレッロ・マスカレーゼで造られるロゼスプマンテ

ムルゴ家のワイン造りは1800年代に遡ります。現在はムルゴ男爵とその子息のミケーレ氏、ピエトロ氏、マッテオ氏がワイナリーの仕事に携わっています。ワイナリーは、シチリアのエトナ山脈の麓にあり、アグリツーリズモの施設を併設しています。ワインは自家消費と地元レストランのために造っていましたが、近年海外への輸出を開始。まだほとんどが地元で消費されています。

こちらはネレッロ・マスカレーゼで造られるロゼのスプマンテです。色を抽出するために短時間マセラシオンし、その後温度管理可能なステンレスタンクで16℃で20日間かけて発酵。タンクで8～9カ月間タンクで保管し、その後瓶内12カ月間熟成させます。

赤い果実の繊細で凝縮感のある香りや、フローラルな香りが広がります。酸、骨格ともにしっかりと感じられ、土壌由来のきれいなミネラルが印象的。お肉料理などメインにも合わせることができるしっかりとした味わいです。