ポデルヌオーヴォpodernuovo高級宝飾品ブランド<ブルガリ>の4代目、ジョヴァンニ・ブルガリにより2009年に創業されました。ポデルヌオーヴォは「NEW ESTATE=新しい土地」という意味を持っています。 所在地はラツィオとウンブリアと境を接するトスカーナ州南東部サン・カッシャーノ・デイ・バーニ。 所有敷地面積55ha、畑の面積22ha(ウンブリア州には白ワイン用の畑6haを所有)、オリーブ畑や果樹園があるほか養蜂もしています。元々サンジョヴェーゼを栽培、販売していた前オーナーから買い取り、完全に修復しました。 現在の醸造家はカルロ・フェッリーニの弟子であるヤコポ・フェリーチェとステファノ・マリナーリ(創業当初はリッカルド・コタレッラ)。 Studio Alvisi Kirimoto(マッシモ・アルヴィズィ:建築家レンツォ・ピアーノの弟子、とジュンコ キリモト)がデザインした新しいカンティーナは、広さ2100ha、2012年に完成しました。 周囲の環境に溶け込むようシエナの土色を意識した色合いになっています。環境インパクト、CO2排出量を最小限にするため、地熱や太陽熱のエネルギーを用いて運営しています。 4代目にあたるジョヴァンニ・ブルガリは、幼少時代よりウンブリア州のテヌータ・コルバーラの田舎を頻繁に訪れ、過ごしていました。 テヌータ・コルバーラには6haのブドウ畑(グレケットとシャルドネ、“Nicoleo”に使用)、100haの森、耕地、オリーブ畑や養鶏場などがあり、今ではジョヴァンニが管理をしています。 また彼は最高経営責任者であり、セラーマスターと共に、エノロゴとしてワイン生産を担当。 ブルガリの原点であるラツィオ州でも、幼少時代の一部を過ごしたウンブリア州でもなく、トスカーナ州を選んだ理由は、この地域に高い可能性を見出したためです。 ワイン生産地として有名なトスカーナ州の中でもこの地域はほとんど知られておらず、ポデルヌオーヴォが次の未来に輝ける“隠された宝石”であると信じています。 彼は常に自然を愛し、農業とブドウ栽培に大きな情熱を持ち、ワイン造りが土壌を表現する最高の方法の1つであり、人間の努力、献身、環境への配慮を通じて、最も美しい形に昇華される、と考えています。 |
ポデルヌオーヴォ Podernuovo
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