オルネッライアの樽で熟成！ 選りすぐりのグラッパ

1981年、トスカーナ州ボルゲリ地区に創設されたオルネッライアは、カリフォルニアワインの重鎮アンドレ・チェリチェフや、フランスのミシェル・ロランなどの知識と経験を取り入れ、自然が生み出した特有のテロワールを最大限に活用し、今日スーパータスカンの先駆けと言えるサッシカイア、グラッタマッコとともに3大ボルゲリと並び称されています。

こちらは、ワイナリーの看板キュヴェであるオルネッライアのブドウの搾りかすから作られ、オルネッライアに使用した樽で熟成されたグラッパです。 「Eligo」とはラテン語で「選ぶ」という意味で、「選りすぐりのグラッパである」という思いを込めて名付けられました。

秋が訪れると、オルネッライアのワインはフレンチオーク樽に熟成のために移し替えられます。その際に新鮮なブドウの搾りかすは、トスカーナにひっそりと佇む蒸留工房に運ばれます。職人たちのノウハウを駆使し、ブドウの皮の繊細なアロマを捉えるよう、小さな銅製の蒸留機で念入りに蒸留された後、まさにオルネッライアを熟成させた樽の中で最低3年間熟成されます。リゼルバと表記できる熟成期間は1年半ですから、その2倍の時間をかけているのです。その後、古いヴィンテージのグラッパとブレンドされ深みと個性を作り上げます。同じ蒸留所内で蒸留、熟成、ブレンド、ボトリングのすべての工程を行っています。

色は美しいゴールド。柔らかいアロマと、シルクのように滑らかな口当たりが特徴的な味わいです。