テヌータ・ディ・カルレオーネ　ピアンヴェッキオ　2023

ショーンが個人的に生産するカルレオーネ唯一の白ワイン

テヌータ・ディ・カルレオーネは2012年、オーストリア出身の二人の兄妹が始めたラッダの小さなカンティーナです。2017年からショーン・オキャラハンがディレクター/醸造長となり、彼のオリジナル・ブランド「イル・グエルチオ」がこのワイナリーからリリースされることになりました。

こちらの白ワインはショーンの好みから個人的に造られたキュヴェです。日本への入荷はわずか534本！　ラッダの区画「ピアンヴェッキオ」に植わるヴェルメンティーノ70％とリースリング30%を使用。2の品種をステンレスタンクで100％全房のまま混醸し数カ月の静置。数パーセントのみ新樽で静置したマストを最終的にブレンドしています。

リースリング主体であった2022年とは変わり、ヴェルメンティーノが主体の2023年。張り詰めた緊張感のある酸味、チョークのようなミネラルが表れており、グラスの中で時間を置くと変わった表情を見せてくれます。