イタリア最古の醸造所のひとつ

アヴィニョネージは、14世紀にフランスからイタリアにやってきた一族を始祖に持つワイナリーです。イタリア国内でも「最古の醸造所のひとつ」として有名ですが、世界的な名声を得るようになったのは、実は20世紀に入ってからのこと。

1974年に、ファルヴォ兄弟がワイナリーとしてアヴィニョネージ社を創設し、ブドウ畑の整備、ならびにブドウ樹の品種見直しに尽力、そして看板アイテムである「ヴィーノ・ノビレ・ディ・モンテプルチアーノ」によって、大いなる賞賛を浴びることになりました。

現在のオーナーは、ベルギーの法律家「ヴィルジニー・サヴェリス」。彼女はワイン愛好家として2007年に投資を始めましたが、さらなる躍進と探究を目指して、2009年にオーナーに就任しました。
　
　オーガニック栽培やホメオパシーに強く感銘を受けていたヴィルジニーは、アヴィニョネージにおいてもオーガニック栽培への転換を進めてきました。2011年には、すべての自社畑をビオディナミに切り替え、さらに著名エノロゴ「ジャンパオロ・キエッティーニ」にコンサルタントを任せることで、世界的な評価をさらに高めています。