マッテオ・コレッジアMatteo Correggiaロエロの赤ワインの可能性を押し上げた功労者1985年、故マッテオ・コレッジア氏が父から土地と農場を受け継ぎ、自身のワイン造りをスタートさせました。当時のロエロ地方は、アルネイスで造られる白ワインが主で、バルベーラやネッビオーロはランゲ地区の生産者に販売をしていました。当初、ロベルト・ヴォエルツィオやエリオ・アルターテにブドウを販売していたマッテオは、1987年にロベルト・ヴォエルツィオのすすめにより、自社での醸造、瓶詰を始めることになります。 マッテオは、ランゲに負けない赤ワインを造ることを目指し、畑の選定や栽培、醸造にこだわり、ワインのスタイルを築き上げていきました。そして、ある展示会で「バルベーラ・ダルバ マルン」を飲んだジャーナリストがその高い品質に驚き、噂になったことがきっかけで、各評価誌に取り上げられ、注目を集めることとなります。密植と収量制限を行ったマルンは、凝縮していながらも軽さが感じられる味わいで、マッテオ・コレッジアの名前を世界中に知らしめるものとなりました。 2001年に畑の作業中の事故でマッテオが亡くなって以降は、オルネッラ夫人を中心に、彼のスタイルを守りながらワインを造り続けています。 |
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