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アゼリア

Azelia

創業100年以上の歴史ある由緒正しい造り手

創業100年になろうかという歴史あるワイナリーですが、今では多くの新樽を使用して、世界的なワイン造りを目指しています。そもそも新樽を使うと、葡萄の凝縮度の向上に合わせた酸素供給量と、衛生の問題から、よりよいワイン造りのためにむしろ必然的に出てくる結論でもあるのです!

 現当主のルイジ・スカヴィーノで4代目となり、エンリコ・スカヴィーノとは親戚どうしで、家もすぐ隣です。アゼリアのほうが本家筋と言っていいぐらいなのですが、こちらのワイナリーにはスカヴィーノの名前がついていません。というのも、最初にアメリカに言ったルイジの祖父が「大量生産ネゴシアンのスカヴィーノと紛らわしいから改名すべき」と言われ、ワイナリーのある土地の名前アブゼリア(ピエモンテ方言)をイタリア語ふうに直してアゼリアとい名前をつけました。

 もともとアメリカで人気のワイナリーなのですが、以前のインポーターから「完全にアメリカ人むけの商品にしてくれ」と言われ、それを嫌ってマルクのグループに1995年から加わりました。「新樽を使わなければ世界に通用しない」とアドバイスされ、今では上記のように新樽を使ったワインを造っています。

アゼリア Azelia

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