長期熟成もおすすめ！希少品種で造られる1本

アルバ醸造大学の栽培と醸造の教授であるジョゼッタ・サッフィーリオ女史は、1948年に祖父が植樹した僅か1haの畑を引継ぎました。現在は、夫でエノロゴでもあるロベルト・ヴェッツァとともに、凝縮感がありながらもクラシックなワインを手掛けています。

ロッセーゼはリグーリア州チンクエ・テッレの土着品種で、19世紀後半にランゲに運ばれ、1970年代半ばから、モンフォルテの畑で栽培されています。モンフォルテの数社のみしか栽培していない希少品種ですが、 2011年ヴィンテージからランゲDOCの品種に認定されています。

ステンレスタンクで発酵後、20hlの樽で澱とともに約8カ月間熟成します。柑橘類やハーブの豊かな香りがあり、いきいきとした果実味としっかりしたミネラルを感じます。フレッシュなうちに飲んでも十分においしく、長期熟成に向いたポテンシャルもあるので、熟成を重ねて飲むのもおすすめです。魚介類との相性がよく、特に貝や甲殻類との相性は抜群！　熟成したチーズにもよく合います。