【ワイン・スペクテーター97点】
アルド・コンテルノ　バローロ　ロミラスコ　2019

真のネッビオーロを感じさせる堅牢な逸品

アルド・コンテルノは、ジャコモ・コンテルノの5代目であるアルド氏が独立して設立したワイナリーです。「バローロの巨匠」として、国内外で確固たる地位と人気を築き上げました。2012年にアルド氏が亡くなった後は3人の息子が後を継ぎ、新しいスタイルにも挑戦しています。

ロミラスコは、樹齢50年～55年のネッビオーロで造られるキュヴェです。使用されるネッビオーロのクローンは「ランピア」と呼ばれるもので、縦長で粒が小さく皮が厚いという特徴があり、ネッビオーロの中では品質が高いクローンとされています。

バニラ香の奥にフローラル、チェリー、ストロベリーに、鉄を思わせる香り。刺激的なブラックペッパーのニュアンスもあり、塩気を帯びた後味が長い余韻を生みます。しっかりとしたストラクチャーを備えた、真のネッビオーロを感じさせる堅牢な逸品！