カリフォルニアの伝説的ワイナリー!スタッグス・リープのワインと中華料理のマリアージュを体験してきました♪
こんにちは!
ショップスタッフの瀬尾です。
スタッグス・リープは、ワイン好きで知らない方はいない!?という伝説的なワイナリー。
1973年に開催されたフランスVSカリフォルニアのワインのブラインド・ティスティング対決:通称「パリスの審判」にて、ボルドーの名だたる1級シャトーを破り、赤ワイン部門でトップに選ばれる快挙を達成!この結果は世界に衝撃を与え、アメリカは勿論、世界のワイン産業に革命をもたらすこととなりました。
当時勝利した「ナパヴァレー カベルネ・ソーヴィニヨン 1973」は、アメリカワインの歴史を築いた一本として、ワシントンの博物館に展示されています。
現在、スタッグス・リープのオーナーはイタリアのアンティノリ社。今回、輸出担当であるレオナルド・カジーニ氏から、畑や醸造面、こだわりなどを伺うことができました。
醸造長のマーカス・ノタロ氏は畑仕事を重視するワインメーカーで、いつもブドウ畑にいるそうです。収穫期もすべての畑のブドウを実際に食べて時期を決めるとのこと。彼が手掛けた「フェイ 2019」は、ワインエンスージアストで100点満点を獲得!伝説に胡坐をかくことなく、更なる品質向上に余念がない姿には脱帽です。
そんなスタッグス・リープの魅力を改めて実感することになったこのランチ会!
リッチな凝縮感がありながらも気品ある味わいは、上品な中華料理にも見事にマッチしていました。
特に「アルテミス カベルネ・ソーヴィニヨン 2020」は、力強さとエレガントさのバランスが素晴らしく、熟成のポテンシャルは勿論ありますが、今飲んでもすぐに美味しい!と思える逸品でした(^^)
今回試飲したワインはこちら!
・アヴィータ ソーヴィニヨン・ブラン 2022
“アヴィータ”はギリシャ神話で「水の神」を意味します。
ソーヴィニヨンらしい酸やフルーツはありつつもとても上品で、溶け込んだ樽のニュアンスも優雅。ソーヴィニヨン・ムスクから来るお香のようなニュアンスが、アジア圏の料理との相性を高めてくれています!
前菜の”クラゲの酢の物”や、”蒸し鶏 生姜ソース”と相性◎でした♪
・カリア シャルドネ 2022
海からの冷涼な風を受けて育った、美しい酸味を持つシャルドネを使用。マイヤーレモンのピールのように、爽やかさと甘さのある豊かなアロマが心地よく、酸と果実の凝縮感のバランスが抜群!グラスにいれてから少し時間がたつと、より豊かさを感じる味わいに。
驚きだったのが、”サツマイモのレモン煮”との完璧なマリアージュ!互いに引き立て合う相性で、家でも真似したい!と思うペアリングでした。
・アルテミス カベルネ・ソーヴィニヨン 2020
狩猟の女神であり、動物の守護者でもある「アルテミス」。食事と共に、そして友人や家族と共に楽しんでほしいという思いがこもったキュヴェです。エレガントかつ親しみやすさのある味わいは、まさに豊かな恵みの象徴のよう。生き生きとした果実にココアやスパイスのニュアンス、タンニンもとても滑らか。私のクリスマス用の1本の候補になりました(^^) ”牛フィレの黒胡椒ソース”とピッタリ!
・カスク23 カベルネ・ソーヴィニヨン 2007
1974年に伝説的な醸造家アンドリ・チェリチェフが試飲をする中で特に優れた樽(23番)があったため生まれたワイン。長期熟成に向くワインで、先日レオナルド氏が1993年を試飲されたところ、非常に美しい熟成を遂げていたとのこと。今回2007年をいただきましたが、まだまだパワーを感じる果実味と酸もあり、しかしとても艶っぽく、ココアパウダーのようなスモーキーで甘い風味が。ひと口飲んで、思わずうっとりしてしまいました…!お肉は勿論、”鮑のXO醤炒め”とも抜群の相性。
“ヴェルヴェットの手袋に包まれた鉄の拳”と称される通り、力強さとエレガンスが高い次元で調和したスタッグス・リープのワイン。ワインラヴァーにも、最近興味を持たれた方にも、自信をもっておすすめさせていただきます(^^)
クリスマスや年末年始の特別なひとときに、ぜひご自身用や贈り物としてご検討ください♪
また、オンラインショップ上にページがない商品で気になるものがございましたら、いつでもお問い合わせください(^^)
# 京都ワインショップ #kyotowine # winegrocery #ワイングロッサリー # 京都 # ワイン
#アメリカワイン #Stagsleap #スタッグ・スリープ