シャトー・シャス・スプリーンChateau Chasse Spleen第3級シャトーにも匹敵するほどの傑出したシャトーシャス・スプリーンはマルゴーの北西、ムーリスに位置するクリュ・ブルジョワ級のシャトーです。プラムの熟した香り、豊かさと丸みのあるしっかりとした風味が特徴で、グレートヴィンテージにはメドックの格付けシャトーと並ぶほど傑出したワインを生み出し、2003年の格付けではクリュ・エクセプショネル級に格付けされていました。その実力は第3級シャトーに匹敵すると認められています。 元々ラーリー家の所有でしたが、1976年に筆頭株主をソシエテ・ベルナール・タイヤンとするシンジケートに買収され、取締役のジャック・メルローがシャトーの運営に関して改革を行ったことで、さらに素晴らしいワインが造られることとなり、1980年代にはトップクラスとなりました。 醸造は伝統的な方法を忠実に守り、、マロラクティック発酵後も瓶詰前にもろ過を行っていない、数少ないシャトーのひとつです。セカンド・ワインの導入や、熟成用のオークの新樽比率の引き上げなど、細部まで完璧な配慮を行い、高い品質のワインを生み出しています。 |
シャトー・シャス・スプリーン Chateau Chasse Spleen
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