すっきりとした飲み口のリースリング

アンソニー・ロードは、フィンガー・レイクスにおけるパイオニア的存在といえる、家族経営ワイナリーです。1973年にブドウ栽培業者としてスタートし、1990年にワイン醸造を始めました。

冷涼な気候のフィンガー・レイクスは、近年高い品質のリースリングの産地として注目を集めています。

10月中旬から下旬にかけて複数の区画から収穫したブドウを別々に発酵させた後にブレンドして造ったフラッシップワイン。2％のみフレンチオーク旧樽で6カ月間熟成が行われます。

ミカンやリンゴ、パイナップル、しょうが、白ユリの香りが漂います。こちらは、フィンガー・レイクスのリースリングの象徴でもある塩味を帯びたミネラル感と、かすかなペトロール香が感じられる仕上がりです。すっきりとした飲み口で、キリッとした酸とミネラルが合わさる余韻が続きます。